もし万が一、交通事故に遭ってしまったら・・・
出来るだけ早期に治療を開始する事をお薦めいたします。交通事故に遭い、「首は少し痛いけど骨折もないし、目立った怪我は無かった。良かった!!」と思っていても、実は「むち打ち症」だったというケースが多々あります。
交通事故直後は、加害者も被害者も興奮状態にあります。一生に一度あるかないかの事故に遭い、警察や救急車がかけつけ、事故当事者同士でどちらが悪いのかいさかいがあることも考えられます。このような状態では、たとえ骨折していても痛みを感じない場合があるのです。
また、「むち打ち症」など交通事故特有の負傷には、事故後数日が経過してから痛みや不調が出る場合も多くあるので、可能ならば精密検査を受けておくことを強くお薦めします。この場合、かかった治療費や検査費用は加害者に請求できますので、領収書などを必ず保管しておきましょう。
「むち打ち症」とは交通事故やスポーツによって首に不自然な力が加わり、「首が痛い・首が回らない」といった症状を発症する怪我の一種です。事故の衝撃により首に力が加わる際に、首がS字にしなる事が、鞭を打った様な形になるため「むち打ち症」と呼ばれています。
むち打ち症は時間が経過するとともに筋肉・靭帯の損傷・炎症が神経、脊髄にまで障害が及ぶことがあり、身体に障害が残るケースや後から症状が現れるケースがあります。もし万が一、交通事故に遭ってしまったら、後遺症でこれからの人生を後悔しない為にも、このページをしっかりと読んでいただくことを強くお勧めいたします。
自賠責保険って何?
自賠責保険とは、人身事故を補償する為の国の保険制度です。
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)自動車とバイク(原動機付自転車含む)に保険加入が
法律で義務づけられており自賠責未加入で公道の走行は法律により罰せられます。
自賠責保険は一般的に「強制保険」と呼ばれ、ケガをされた被害者(被害者請求)と加害者
(加害者請求)共に補償を受けられる制度です。
事故後の治療期間について
平均は3~6か月、早ければ2週間ほどです。
症状やケガの程度により通院期間はさまざまです。
事故で受けたケガは、事故後に時間がある程度経過してから、自覚できるような症状が遅れて現れる事が多いのも特徴の一つです。痛みの軽減が完治と思われる方が多いですが、その時点で完治にしてしまい、同じところが痛くなってきたからといって後からもう一回治療を受けたくても受けることができず、患者様本人が費用を支払うことになってしまいますので後から後遺症が出ないようしっかりと身体を完治させましょう。
交通事故に遭われた際に起きる症状、障害は…
事故後に首の痛み、運動痛、後頭部、背部、肩、上肢にも痛みが放散します。
2次的な障害(むち打ち症・めまい・首痛・肩こり・吐き気・しびれ違和感)などの機能障害へ発展する可能性が高いです。一時的に症状が軽減しても、完全に症状が消失するまで、必ず通院することをおすすめします。
事故直後問題なかったからといって病院にもいかず、後になって体に不調や障害が出た時には自賠責保険は使えず、そのまま放置したことで一定時間経過後に2次障害が現れてしまい、仕事が出来ず、時間経過で休業補償も自賠責保険も使えなくなり実費で治療を行わなければならないケースや更に被害者様の身体の障害が悪化し放置したことで後遺症が一生涯治らなくなる可能性も高くなります。
最悪のケースにならない為に、事故後の初期対応をしっかりと行い、治療と検査をしっかりとおこないましょう。しっかりとした初期対応、事故治療が患者様の一生涯の身体の健康を守ります。
治療を開始するにあたり…
国家資格を持ったスタッフが患者様の症状により、手技による治療、鍼、矯正治療、電気療法など多種多様なアプローチで、最適な治療を行います。
むしろ病院で月2回は、症状の経過を検査して下さい。
どちらも保険を適用することができます。※まずは、事前に当院にご相談ください。
保険会社が病院を指定してきても整骨院でも鍼灸マッサージ院でも治療を受けること
ができます。
整形外科等の病院から転院をしたい場合でも、患者様に選ぶ権利があります。
保険会社に伝えること
- ① 当院で治療を受けること
- ② 当院の電話番号
- ③ 当院の住所